NHK 「いだてん」降板、瀧容疑者へ損害賠償請求検討

[ 2019年3月21日 05:30 ]

ピエール瀧容疑者
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 NHKの木田幸紀放送総局長が20日の定例会見で大河ドラマ「いだてん」を降板した瀧容疑者側への損害賠償請求について「もちろん検討することになると思う」と明かした。

 「番組は受信料で作られているので大変重く受け止めている」と説明。その上で「現時点では放送の対応で手いっぱい。順番に考える」とした。瀧容疑者の代役の三宅弘城(51)は4月28日放送分から登場。瀧容疑者の今後の出演シーンを全て撮り直し、既に放送済みの分の撮り直しも「今後、考えていきたい」(担当者)とした。

 瀧容疑者は昨年5月から逮捕当日の今月12日まで撮影。担当者は撮影時の様子について「変わったことはなかった」とした。

 ≪コカイン鑑定で“現場用新機器”警察庁導入方針≫瀧容疑者が摂取したとされるコカインについて、警察庁は20日までに、捜査現場で使える鑑定機器を導入する方針を固めた。従来の鑑定は科学捜査研究所(科捜研)で数時間を要したが、新機器は数分間で識別でき、容疑者の現行犯逮捕も可能になる見通し。全国の警察が17年中に摘発したコカイン関連事件の容疑者は177人で、13年と比べ約4倍の増加となった。

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2019年3月21日のニュース